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2017.02.21

2/18-20 春合宿スタート

 久々に順番が回って来ました。新4回生で学連主務の松原と申します。いよいよ我らが京大ヨット部伝統の激寒冬合宿がスタートしました。結論から言うとガチで冬の琵琶湖の洗礼でしかありませんでした。


新体制を迎え、OB、OG様や保護者の方々により活動内容を知って頂くため、これから更に頻繁にブログ更新を行うという方針になりました。そのトップバッターが僕なので、何とか寝落ちする前にと、帰りのバスの中で必死に書いてます。

合宿の幕開けは、午前中のミーティングでした。オフの間も上から下まで様々な仕事をこなしていたようです。中でも新歓は、毎年主に新2回生が企画するのですが、いつの間にか立派な看板が立ってたり新システムが考案されてたり…お恥ずかしながら私、そんな頑張り露ほども知らず…皆に熱意と実行力が伴っており、幹部だけでなく全員が動かすのがこの部なんだなぁと誇らしくなる一方で、私も存在感を発揮せねばと決意を新たにしました。

僕が所属する470チームに偏りますが、練習についても記します。この3日間はほとんど動作練習をやりました。タック、ジャイブといった動作は基本中の基本であり、長くやってないと鈍ってしまうものなので、オフ明けのいいリハビリ(?)になったと思います。ご家族の方は是非、お子さんに練習のことを尋ねてみてください。因みに僕はうまく言葉で説明出来る気が全くしないので、そういったお子さんをお持ちの方はとりあえず「すごーい!」と言ってやってください。僕個人の場合ですが、それで満足します。

さて、全日程でも一番風が強かったのは2日目で、時にオーバーパワー(体重で船を起こせない)の風が入るくらいで、風自体のしんどさとしてはそこそこでした。問題は気温です。朝。まず布団の隙間から流れ込む冷気で「これはアカンやつ」と悟ります。いざハーバーに行くと、船にかけたカバーの上で雨水がバッキバキに凍ってます。正直、ヨットとか正気じゃないと思いました。しかし1番の地獄は昨日使って濡れたままのウェットスーツに足を通す瞬間。更衣室には悲痛な叫びがこだまします。さながら拷問部屋のような有様でした。

また、予報では3日目、前線の通過で大雨とともに朝から平均9m/s最大20m/sとかいう爆風の予定でした。それを警戒して様子見する部員一同…しかし待てど暮らせど一切風が吹きません。あれ?これ実はベタ(無風状態)なんじゃね?と思って恐る恐る出たら案の定ベタでした。その割に無駄に寒い。帰りたい。そんな思いが脳裏をよぎりました。

が、午後、風のある瞬間を見計らって再度出艇!そこですかさず急に降り出す大雨!そして消えて行く風!!

「は?俺ら何しに来たの?」全員がそう思ったことでしょう。2日目には神谷コーチに久々にコーチングをお願いし、大変充実した練習をさせてもらい、ためになるアドバイスを沢山頂けたのですが、つくづくこの日じゃなくて良かったなぁと…ヨットは基本大自然の戯れに付き合わされるスポーツですので、中々思うようには行きません。でもそこが楽しいところでもあります。

ここまでボロクソ書いてきましたが、辛い思いだけした訳ではありません。マネージャーさんが用意してくれた温かいお茶の暖かいことよ。合宿所に帰れば美味い飯も待ってます。これだけを支えに合宿を耐え抜いているようなものです。部員の好き嫌いを考慮しつつ、バランスのとれたメニューを、被らないように作るというのは並大抵の真心では務まらぬことでしょう。

例えば3日目の昼に「味噌ブタうどん」というメニューがありましたが、普段外食ばかりで栄養が偏りがちな僕としては野菜をたっぷり摂れ、かつスルッと食べられたというので大変満足致しました。是非レギュラーメニューに入れて頂けると嬉しいです(懇願)。親許を離れてうちの子はちゃんと食べているだろうかと心配されているお母様方もいらっしゃることでしょう。安心してください。少なくとも合宿所にいる間は大丈夫です。それ以外は知りません。

と、ここまで長々と書いてきましたが、最後に申し上げたいのは、京大ヨット部は関わる全ての方のお力で成り立っているということです。部員であるプレーヤー・マネージャーはもちろん、応援してくださるスポンサー様、日頃から見守ってくださるOB、OG、コーチやヨットに関わる方々。そして大切なお子さんを我々に任せてくださっているご家族の方々…何1つ欠くことは出来ません!皆様の御期待に沿うべく、これから本格的に始動する第82代幹部は全力で邁進して行く所存です。どうぞこれからもよろしくお願い致します。

今はただ、早く家のお風呂に浸かりたい…以上、今合宿の報告を閉じさせて頂きます。ありがとうございました。


温かいお茶であたたまる2人

三色丼と肉じゃが

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