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2016.10.14.

団体戦予選

 更新が遅れて申し訳ありません、先日iPhone7を買いました、470クルー2回生の吉田です。

 

今回は9/23~9/25に行われた全日本インカレ団体戦予選について書かせていただきます。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 最初に結果から申しますと、京大は無事に4703位、スナイプ級2位、総合2位で11月に蒲郡で開催される全日本インカレ団体戦の出場権を獲得しました。支援してくださったOBOG、コーチの方々ありがとうございました。

 今回の大会は3日間を通して微風の予報でしたが、特に1日目はその予報が顕著に表れました。2~3時間風待ちした後に出艇したもののそれ以降全く風か吹かず、結局1レースも消化しないまま1日目が終了しました。

 2日目も風が吹かないのではないかと心配されていましたが、大変振れの激しい1~3m/sの風の中合計5レースを消化することができました。2日目終了時点ではスナイプ級2位、4703位と、僕自身このまま順位をキープさえすれば、自然と予選通過するもんだと考えていました。

そして3日目、スナイプは6レース目から2回生の中川、青木ペアを含む3艇がすべてシングルでまとめて、最終レースを待たずして2位通過がほぼ確定となりました。一方4707レース目で高橋、大畑ペアがUFDにかかったことで立命館に逆転され4位となってしまいました。そこで流れを変えるために8レース目は1番艇を2回生の梶村、関ペアと交代することになりました。この交代を聞いて僕自身2人が前で帰ってこれるかとても不安でしたが、無事に9位で帰ってきて4番艇としての役割を果たしてくれました。

 と、これまで僕は3日間、観覧艇に乗って上マーク付近からレースを見ていたのですが、急遽9レース前に紫雲に交代要員として乗ることになりました。そして僕自身3日間上マークから風とコースを見ていたということで、先程まで交代していた田畠さんと1番艇に乗ることになりました。その当時はプレッシャーに押しつぶされそうでしたが、京大の2艇の助けもあり、なんとか3位でフィニッシュし、470チームも3位で予選突破することができました。

 こうして470、スナイプ両クラスとも予選突破することができ、改めて支援、応援してくださったOBOG、コーチの方々、保護者の方々本当にありがとうございました。今後とも応援のほどよろしくお願い致します。

 

2016.10.14.

新人戦

更新が遅くなり、申し訳ございません。 
初めまして、厳です。一回生スナイプクルーの、厳です。夏に帰省したら、日焼けした肌を両親に汚いと指摘された、あの厳です。表情には出さなかったものの、さすがに傷つきましたね。たとえ汚くとも親には全身全霊で愛して欲しい。そう願うのが子というものではないでしょうか。

 さて、今回は8/26,27,28の合宿と新人戦について書かせていただきます。

 8/26

 27,28の新人戦に備えて、一回生は丸一日練習させてもらいました。練習内容は主に、レースで必要となる最低限の動作の練習とスタート練習でした。ほとんどの一回生にとって初のヨットレースとなる新人戦。それを目前に控え、自分のセーラーとしての門出に花を添えようという思いの元、できるだけ多くのものを吸収しようと一回生は我武者羅に練習に取り組んでいる様子でした。

また、練習後には新人戦に参加する各大学の部員が集まり、レセプションがおこなわれました。なにも知らされてない一回生達は、ただで菓子とジュースを頂戴する腹積もりでレセプションに臨みます。しかし、なんということでしょうか、他大学が皆一発芸を披露し始めたではありませんか。新人戦のレセプションでは各大学の部員が一発芸をする習わしがあったのです。哀しいかな、残念ながら我々一回生にはアドリブ力がなく、その場を沈黙でやり過ごすことしかできなかったのです。「課されたミッションを遂行することができなかった・・・俺たちはッ・・・弱い」そんな敗北感と屈辱感を胸に、社交性に欠く我々は他大と交流することなく、無言で菓子を頬張るのでした。

 8/27

 この日は昨日の一回生の心を写したかのような曇天。ハーバーに向かう一回生の足取りは、昨日の出来事を受けてか少々重いようでした。しかし、その眼はリベンジに燃えてギラついていました。では、どうリベンジするのか。レースで?まさか笑。目には目を、笑いには笑いを。新人戦における京都大学の伝統、コスプレです。一回生達は巫女やバニーガール、楽天カードマン等想い想いの格好で開会式に臨みます。結果、見事に開会式の場を、まぁまぁざわつかせることに成功しました。

 しかし、一回生達はその余韻に浸る暇はありません。開会式が終わるや否や、出廷着に着替え各々の船に乗り込むのでした。私は2レース目以降の参加だったため、1レース目はレスキュー艇の上で※月餅を頬張りながら、他の部員と共に京大艇の健闘を祈っていました。すると、その思いが天に届いたのか、スナイプ・470共にシングル(一桁順位)を量産し、それ以降のレースでもその勢いが止まることはありませんでした。それどころか、470クラスの方ではBチームの石井が息をするかのようにトップフィニッシュを量産したためか、Aチームの成績をBチームが上回るという嬉しい誤算が生じました。おかげで、この日の暫定順位は両クラスとも京大チームが1位で終了することができました。

 ※月餅(げっぺい、中国語: 月餅、拼音: yuè bǐng、ユエピン)・・・中国の菓子の一種。月に見立てた丸く、平たい形は共通であるが、中国各地で大きさ・材料・中に詰める餡などには違いがあり、いわれについても諸説がある。     (wikipediaより抜粋)

 8/28

この日も京大チームの快進撃が続きます。京大艇のシングルフィニッシュがもはや常態化しており、シングルをとってきたプレイヤーに対するリアクションが心なしか薄くなっているように見えて少し悲しかったです。強くなるって、そういうことなんでしょうねぇ。

余談ですが、皆さんご存知の通り私の前期の物理学基礎論の成績も6/100で見事にシングル落単だった訳ですが、この「シングル」というのがこれまた不思議なもので、0/100をとるよりもずっとずっとインパクトが強く、初めて成績を見たときあまりの衝撃でついつい「ふふっ」と頬が緩んだものです。そういう意味では学業においてもヨットにおいてもシングルというのは人を笑顔にさせるものなのかもしれませんね。

 さて、話を本筋に戻しましょう。ここまでで述べてきたように、今大会の京大の成績は非常に優秀でした。実際、最終成績としてスナイプクラスは京大Aチームが1位、470クラスは京大Bチームが1位、総合では京大Aチームが2位、Bチームが3位でした。総合優勝できなかったのは残念ですが、それでも十分健闘したと言える成績だと思います。しかし、プレイヤー(特に一回生プレイヤー)にとっては成績そのものよりも、レースにおいて艇団の前を走るという経験ができたということの方が良い糧になったのではないでしょうか。また、初めてレースに参加することで自分の中で新しい課題を発見した一回生プレイヤーも多いと思います。それらを無駄にすることなく次の成長に繋がるように頑張っていきたいです。

負けるな、京大ヨット部俺たちの戦いは始まったばかりだ

 

                                 ...to be continued

追伸

 28の夜には団体戦予選に向けての決起会も行われたのですが、マネージャーさんたちから一つ二時間かけて作った手作りミサンガを頂いたという心温まるエピソード以外に特筆することがなかったため割愛させてもらいました。てへ。

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