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2017.12.04.

12/2、3 プレプレ

こんにちは。新4回生スナイプスキッパーの中川裕基です。12/2,3に柳が崎沖にて開催されました近畿北陸学生ヨット秋季大会(プレプレ)の報告をさせていただきます。
プレプレは新チームに代わってから初のレースということで、レースに向け470、スナイプチーム共に上回生・下級生のペアが多く組まれました。全日本インカレ後のわずかな練習時間の中で少しでも下級生が成長できるよう、動作練習を軸に練習が進められ、日に日に成長していく下級生を見て非常に期待が高まりました。下級生が積極的に自主練に取り組む姿も見られ、準備期間は少ないものの良い形でレースに臨めたのではないかと思います。
1日目は、前日の安定した北西風が残る形で順風から軽風に移る予報でしたが、朝から南風の順風が吹き始め、徐々に強くなりMAX5〜7mのブローが入るコンディションでレース海面へと向かいました。470チーム8艇、スナイプチーム9艇という近畿北陸水域きっての大所帯ですので、ブロー性の中で船が散ってしまい安心して風の傾向を掴めないなど、苦労する点はいくつかありました。レースが始まる前は、やや安定?(10〜15度の振れはバンバン入ります)しているように感じられましたが、レースが始まると風軸が大きく右に傾いてしまったり、フルハイクコンディションから下デッキコンディションにまで瞬時に落ちてしまうなど、琵琶湖ならではの不安定さが目立ちました。上回生は長らく福井の海で練習していたので、下級生よりも琵琶湖の振れに惑わされていたかもしれません。右へ左へ大きく振れる中でのレースは久々だったので、個人的には非常に難しい海面となりました。細かい振れの中でゲインを確定しようとタックを増やし、沈んでしまうことも多々ありました。そんな難しい海面でしたが、下級生が先頭集団に加わっている姿がよく見られ、下級生たちが大きく成長していることを実感し、奮い立つ思いでした。また、一緒に乗った一回生も、慌ただしい状況でのタックやジャイブを正確にこなし、動作練習の成果がしっかり現れているように感じられました。一回生には強気でスタートを出るように伝えたので、アルファベットがついてしまうこともよくありましたが、前を走る感覚が少しでも学べたのではないでしょうか。
一日を通して不安定なコンディションながらも、なんとか4レースを終え、1日目終了時点で、470チームは京大A 4位、京大B 5位、京大C 9位、スナイプチームは京大B 3位、京大A 4位、京大C 13位となりました。総合は京大A 3位、京大B 4位、京大C 10位でした。
2日目は、ベタ&不安定な予報の通り、朝からは風が入らず風待ちからスタートとなりました。12時前に北西から軽風が入り始め、残り2レース消化できるかどうか、といった様子でした。風が大きく回ったノーレースを挟み、下デッキ〜中デッキコンディションでレースが開始されました。軽風レースとなると走らせ方が順位に大きく関わりますが、470チームは8艇のうち5艇がシングルを取るなど、素晴らしい結果を残してくれました。スナイプは微風レースの中で30艇近くがDNFになり、サバイバルコンディションとなりました。2日目は1レースのみの成立で、プレプレは終了しました。
最終成績は、470チームが、京大A 3位、京大C 4位、京大 B5位、スナイプチームが、京大A 3位、京大B 4位、京大C 13位となりました。総合順位は京大A 2位、京大B 4位、京大C10位という結果になりました。京大B、京大Cチームの躍進が著しく、上で何度も述べましたが、下級生の成長を大きく感じるレガッタになったと思います。短い期間の中でも集中して、意欲的に取り組んできた成果だと思います。オフ、オフ明けはまた別の課題に取り組んで行きましょう。
上回生に関しては、アルファベットへの意識の低さや、カバーリングの甘さなどが目立ったレガッタになったと思っています。下級生が頑張ってくれているので、それに応えられるような結果を残さなければなりません。
最後になりましたが、今大会を運営していただいた学連、運営委員、OB・OGの方々に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。以上でプレプレの報告を終わらせていただきます。
1回生配艇中川(S)、高山(C)
OBの小川さんから頂いた太刀魚です!塩焼きにしていただきました!
四回生の加藤家から頂いたマスカットです!おいしくいただきました✨
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