こんばんは、4回生470クルーの池田です。
先週の土曜日5月23日は、京大ヨット部創部80周年記念式典がビアンカ上にて行われました。
ビアンカはミシガンとともに琵琶湖を代表する大型豪華客船で、琵琶湖セーラーとしては巨大な引き波やブランケをくらうことでもとても馴染み深い船です。
ちなみに、一見するとミシガン>ビアンカと思いがちですが、実はビアンカの方が全長も重量もあり、琵琶湖最大の船なのだそうです。
私もずっと勘違いしておりました。
そんな琵琶湖最大の船を借り切って行われた式典に、OB・OGの方やご来賓、ご家族の方など、約200名がお越しくださいました。
私たちは普段の活動から、遠征、艇庫の改修まで、様々にご支援を賜っていますが、こうしてお集まりいただいたことで、これだけ多くの方の思いがありご支援があって活動できているのだと改めて実感しました。
現役を合わせて総勢250人の参加者がビアンカ4階デッキを埋め尽くし、天候は快晴とはいかなかったものの心地よい風を感じながらの式典でした。
京大の応援団による演舞やエール、アルパ(パラグアイハープ)奏者の丸田恵都子さんによる力強くも優しいアルパの音色が式典、船上パーティーに花を添えながら、ビアンカは穏やかな琵琶湖をクルージング。
琵琶湖上での式典ということで、一層記憶が蘇ってくるのでしょうか、皆さん昔の話に花を咲かせつつ、終始賑やかに式典、パーティーが行われました。
京大ヨット部のエールにもある琵琶湖周航の歌を歌った時も、それぞれの思い出を重ねつつ、上は80代の大先輩から下は10代の現役部員まで世代を超えて船上が一体となっていました。
その時、私たちはこの80年続くヨット部の一員なのだと身に染みて感じ大変喜ばしく、それと同時に下の代へと受け継いでいく責任を負っているのだと身の引き締まる思いでした。
最近OB会でもSNSの活用が進み、今回は式典の様子を撮った写真を順次ほぼリアルタイムでDBYCのFacebookに掲載しておりました。
来られなかった方々にも雰囲気を少しでもお伝えできていれば嬉しいです。
また、私の拙い文では式典の様子がわかりにくいと思いますので、まだご覧になっていない方はぜひ一度覘いてみてください。
下船後、今年5月初旬に竣工したばかりの艇庫の見学会が希望者で行われました。
平成24年に始まった艇庫改修工事の過程の大部分を見てきた私は、入部当初想像もしなかった変貌ぶりに驚くばかりです。
印象としては、田舎のおばあちゃん家が、なんということでしょう、湖畔のお洒落なロッジ風別荘にという感じです。
水回りも整備され、練習環境がまたさらに良くなりました。本当にありがとうございます。
日曜は通常通り練習。
一日を通して穏やかな風で、1回生のホッパー練習日和でした。
最近少しずつヨット部に慣れてきたのか、徐々に1回生の素顔、キャラクターが見えてきてなんだかとても嬉しいです。
練習にしっかりと励みながら、今後京大ヨット部を担っていく1回生のキャラクター発掘もしていきたいと思います。