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2016.08.15

琵琶湖周航2016

こんばんは。高校の同級生や親戚、そして今日の昼ついに道ですれちがった知らないおばあちゃんにまで黒すぎやろと言われたスナイプ1回生の隅田です。

個人的には自分より焼けている人は部内にうじゃうじゃいらっしゃると思うんですが(双子セイラーの同期とか)それでも一般人からみた健全な日焼けの領域は僕ですでに超えているんやなと思うとなんだか少しぞっとします。

今回が初めてのブログ更新となります、よろしくお願いします。

さて、なぜ僕がまわりに心配されるほどこんがり仕上がってしまったのかというと、8月8日から12日にかけて、僕たちヨット部は、1,2回生を中心に、琵琶湖一周の旅に出かけてきたのでした。日焼け止めを塗るのを忘れるくらいはしゃぎ、笑い、楽しみ、また風景や自然の美しさに心を奪われた5日間でした。

今日は表題の通りこの琵琶湖周航について、思い出を書き留めたいという意味でも、日程通りに振り返るかたちで書かせていただきます。なんだか長文、駄文になりそうな予感ですが、暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。

0日目の8日、夜空を彩る特大の花火に圧巻され、すこやかな眠りについた僕たちは、飯島の美声によって、これまたすこやかな朝を迎えました。

周航に参加する1回生は4つのチームにわかれ、道中突如開催されるさまざまなジャンルのレースを戦い、その順位を競うことになります。加えて、1回生にはそれぞれ異なる「公約」が与えられ、周航の間はその達成にも努めなければいけません。

最大風速7mの横波に揺られつつ辿り着いた1日目の彦根では、上妙寺というお寺にお邪魔させていただき、セミの鳴き声をBGMにゆったりとした時間を過ごしました。ぼうやレースではどこかのチームが猥雑な写真を撮って叩かれていましたが本人らは不服そうでした。このあたりからチームごとの色が徐々に表れてきます。

この日のお風呂では谷が「服は甘え」というペイントを腹部にほどこしながら入浴を楽しんでいました。夜は浜に行ったり人狼をしたり、長塚の恋愛相談に耳を傾けたりして遊びました。就寝前に僕が突然江頭になったらしいですが僕はよく覚えていません。そんなことするキャラじゃないので。

2日目、2回生立石先輩の天体観測(独唱)が流れる紫雲とヨット、ノリノリで海津大崎へ。この日の船上では前から波が打ち付けてきて、おびただしい量の水を被り、自然と向き合っている感覚を再認識しました。久能のおむつはたっぷりの湖水を吸収し破裂しそうでした。

それでもなんとか到着した琵琶湖の北端は、南湖とは次元の違う綺麗な水と緑に囲まれたまさに秘境と呼べるような美しい浜で、ここでは水中鬼ごっこや飛び込みなど、上回生のみなさんとも混ざって楽しく遊びつくしました。この時八代(公約・活きた魚を捕らえる)がちゃっかり魚をゲット。やはりそつないです・・・

ところが夜は一転、肝試しによって海津大崎は恐怖と絶叫に包まれました。一番びびっていたのは南だったと聞いています。また、綱井がペアの佐藤を超えてびびっていたとも聞いています。

また、この日のキャンプ場では、管理人さんが飼っていらっしゃる犬が、菊池のパンツを大変お気に召すという事案も発生しました。パンツが遠ざかってもなお、リードをピンと張りそれを見つめ続ける姿は、哀愁と狂気を感じさせました。

3日目、道中では琵琶湖の中心で愛を叫んだりヨットレースをしたり。到着した松の浦ではオムツ(久能)とパンツ(菊池)がビーチボールを追いかけるふりをしながら水着ではしゃぐ女子陣に近づこうとしてプロテストをかけられていました。

夕方はビーチでBBQを開いてくださり、あ、これが夏や感を全身で感じます。このころになると石井と長浜の夜ご飯アーン縛りはもはや風景と化していました。

その後の花火では、直前にパイオニアの職人さん三人が失敗したにも関わらず、夜空に美しい放物線を描いた松島の打ち上げ花火が、ヨット部の男たち(のみ)を歓喜の渦へ。厳のセンスにじみ出るキレッキレの就寝短歌と山本の恥じらいとの葛藤がみえたモノマネも大団円を迎えました。

夜はペルセウス座流星群が時折きらめく星空の下、多くの人が話に明け暮れました。僕は途中で寝てしまいましたが、朝5時半に目覚めてみた朝日が本当に綺麗で心を奪われたのを覚えています。

最終日は全員無事に大津に帰還し、夢の5日間は幕を閉じました。閉会式で、無念にも公約達成ならずとなった中神(と関先輩)の罰ゲームが決まり、実施がとても楽しみです。

この周航を通じて僕が胸をはって言えるのは、1回生同士、そして先輩との絆が、間違いなくこれまでと段違いに深まったということです。みんなで心からはしゃぎ騒ぎ笑いあったり、お互いの知らなかった一面に気づいたりして、まさしく「裸でSummer」を過ごすことが出来たのではないかと思っています。

すべてを企画し、周航中もずっと僕たち1回生を楽しませようと尽くしてくださった先輩方、本当にありがとうございます!来年は僕たちが、今年をさらにもう一段階超えるような周航を目指して頑張ります。

これから本格的に始まる夏合宿、そして大会に向けて、この周航で得たものを忘れずに、お互い支えあい、切磋琢磨しあいながら突き進んでいきます!

それではこのあたりで失礼します。予告したとおりの長文駄文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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