2016.05.12
こんにちは。
3回生470スキッパーの田中です。
今回のブログはタイトルの通りメイレガッタについて書こうと思います。
メイレガッタは社会人や各大学のOBも出場するオープンレースです。今回は470級49艇、スナイプ級44艇がエントリーしており、京大からは例年通り入口監督(470スキッパー)も出場してくださいました。
今 レガッタは新歓期開け直後のレースということで不安は大きかったのですが、4月末から5月頭にかけての3日間合宿では立命館と京産との合同レース練習によ り少しは感覚を取り戻し今レガッタを迎えることが出来ました。この合同練習を企画・参加していただいた大学に深く感謝致します。
さて、実際のレースがどうだっかと言うと、2日間とも爆風の中、合わせて最大7レースが消化されました。
1日目は南東の風。5~10m/s。5R。
常 にO旗が揚がっており、トップ集団のパンプを間近で見られる機会となりましたが、艇速差が物凄く、あっという間に僕の周りからは消えてしまいました。僕自 身、スタートが上手く切れた時は1上も総じて良く、レース内容も面白いのですが、前を走る時に限って気が急いてしまって何度か沈をしてしまいました。黒球 を付けていてもこの日の強風では完沈までしてしまい復帰に時間がかかり、やはり下位層となったのがとても残念ですが。
2日目は南西、三井寺の風。4~11m/s。2R。
こ の日もまた本部船にはO旗が揚がりっぱなしでした。メインをフル解放してもオーバーヒールしてしまう程の強烈なブローが来るとともに、かと思えば470ク ルーが膝を曲げてセミトラまで戻らなければならない程のラルが頻繁に入ります。また上マーク近辺では30度ものヘッダーが突然入ったりと、とても難解な風 でした。
メイレガッタは、京大全体の順位としてはあまり良いとは言えず、午前でレースが終わったこともあり午後はレースメンバーのみ練習となりました。
内容はシンプルにクローズとリーチングの帆走練。僕はレスキューの方から上回生の走りを観察させてもらうと共に、レース後に完沈して流してしまったスピンポールが浮いていないかをこっそりと探します。
意識高く殊勝なこととは思いますが、セールが限界を迎え着艇する船や、爆弾ブローにいとも簡単に沈して体力が消耗する船。レース後の集中力の切れた状況のため危険な事故が起こってしまわないか、レスキューからも冷や冷やして見ていました。
僕 としては先合宿と今レガッタを含めて、強風においてのセーリング。チューニング・セッティングの重要性、強風下での走らせ方、パンピング、スタートの位置 取り、フリーのコース取り、ブローへの対処、自分のメンタルの弱さ、そして完沈の起こし方...など多くのことを身をもって学ぶことが出来ました。
今レガッタに引き続き、2日後には京滋4大戦が行われます。レースが続き非常に濃密な1週間のため、疲労は溜まりますが、インカレ本戦に向けて総力あげて頑張っていきましょう!
ではこの辺りで失礼します。
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