2016.03.05
今回の更新は新2回生470クルーの江澤がお送りします。自身二度目の更新で、前回どんなこと書いたのか遡ってみると、まだシーホッパーに乗っていたような時期なんですね。代替わりなんてまだまだ先と感じていたのに、時間がたつのは早いもので、新歓の話し合いがなされる時期になってました。春から京大生のみなさん!ぜひ、ヨット部に足を運んでみてください。
さて、本題に入ります。この二日間は西宮遠征組と琵琶湖組とに分かれての練習で、私は西宮に連れてってもらえたのでそちらでどんなことがあったのか綴っていきます。
まず、3/1(火)19:00に新西宮ヨットハーバーに現地集合して、阪大神大の方々から艇の受け渡しが行われました。夜のうちに使わせていただく艇の確認をするためです。22時くらいまでには確認を終えて、それからは雑談したりと三大学で交流を深めました。この時はまだ3/2(水)に体感する寒さなんて知る由もなく、ただただ楽しんでました。
ここから先の内容は、宿泊先は470が神大艇庫、スナイプが阪大艇庫だったこともあるので、470の練習や神大生とのやり取りが中心となってしまいますが、ご了承を。
3/2の朝。船出し最中から何となく感じる「結構、風吹くんじゃないか?」という雰囲気。そんな予感は無事に(?)的中してしまい、風は強く、波は(琵琶湖民からすれば)かなり高く、海に出るとマストトップに浮力体を付けていなかったせいもあり、完沈の嵐。3,4回連続で完沈した新4回T氏と新2回Y氏のペアはスピンポールを流してしまう事態も起こってしまいました。
そして、なにより寒い!自分が乗っていた時は幸いにも沈しませんでしたが、水しぶき+強風のダブルパンチはかなり堪えました...なのに、沈なんてしたら...
ようやく訪れた昼休憩。マネさんのごはんはどこの大学でも美味しいんですね~ でも大学の特色が現れてました。なかでも家庭用炊飯器2台でご飯を全員分炊いているのには驚きです。おかわり勢は炊き上がりを並んで待ちますが、待ちきれず5~8分前には蓋を開けてしまうんです。「炊き上がり1分前と2分前は変わらんやろ?2分前と3分前も変わらん。以下帰納的に炊き上がり8分前でも大丈夫。」らしいです。
体を温めたところで、再び極寒の海へ。波のある海面での走り方を学べたので、練習としてはとてもためになりました。レース形式のマーク回航で互いに走り方と速さの違いを確かめ、お互い切磋琢磨できたのではないかと思います。
3/2午後は回航のみで終えて、やっと一日の練習を終えることができました。しかし、これで終わらないのが海で練習するデメリット。海水で濡れたままにしておくと、艇が傷みやすくなってしまうので、水道水で念入りに洗い流さないといけないのです。琵琶湖は淡水なので、この作業が必要ないのはありがたい。この時ばかりは琵琶湖が恋しくなります。
洗い終えたら、やっと晩御飯。待ってました!冷えた体に温かいごはんは最高でした。食事中も楽しく談笑。和気藹々とした、なんてすてきな雰囲気でしょう。しかし、セイルが破けたりしてないかの確認中に突如飛ぶ怒号。走る戦慄。どうやら、京大が持ってきていたセイルを直すための道具が使われて無くなっていたようです。消耗品なのでなくなるのは仕方ないですが、使いすぎたチームメイトを怒っていたみたい...。一瞬は場が凍ったものの、その後も何もなかったかのように談笑を続けて仲が壊れないのはkuycのいいところだと思います。
いろいろな事件が起こった一日目はようやく終了です。二日目は一日目ほどの密度ではなかったので、自然と量が減りそうです。
3/3は京阪神合同レース!団体戦形式で、コースはオリンピックコース{上⇒サイド⇒下⇒上⇒下⇒流し込み}でした。風向は南。風速は約4~5メートル。前日より波が低く、気温も上がり、乗りやすい一日でした。
前日に海に体を慣らしたのもあってか、京大チームは好調(470新3回生のT氏はほぼ全て1位の大活躍)で、結果はなんと470/スナイプ共に優勝でした!
470最終レースは点差が大きかったので、T氏温存。T氏は神大のハードボートから私たちのレースを、雄姿を見ていてくださったことでしょう。他に気になることなんて無かったはずですから。
こうして大収穫の二日間の練習を無事に終えることができました。阪大及び神大のヨット部のみなさん、深く御礼申し上げます。ありがとうございました!
そして、長文駄文をお読みくださり、ありがとうございました。
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