北京の若者Levi'sのtシャツ着がち。はい、ということで今回の琵琶湖班ブログ担当は、夏合宿フルで休部して北京にホームステイしてきた厳です。好久不见了☆
北京ええ感じでした。物価が安い上に食べ物が豊富で、どれも中毒性が高く飽きることがありませんでした。その他、地下鉄は日本以上に整備されており、安全かつ利便性が高く住みやすい都市という印象でした。と、こんな調子で、ホームステイ先のカーテンを根もとから破壊した話やマカオのカジノで従業員に口汚く罵られた話も記していきたいところですが、部のブログということで体験記は割愛し今合宿の報告をさせていただきます。
稚拙な文章ではないので最後までお付き合いください。
9/30
この日は午前は微風で、午後は最大7mまで吹き上がる予報でした。朝に臨時スナイプリーダーを務める飯島(爽やかな方)による配艇を確認すると、私の乗る艇は京大スナイプのじゃじゃ馬ジジイと名高い27354、通称オムロソ。ブランク空けの老兵に絶えず自壊し続ける老艇、そしてオーバーパワーコンディション。不安なこと山の如しやでぇ。
沖に出てみると予報通り午前は微風でベビーパークをこなした後12時を待たず曳航でハーバーバック、午後は15時を回った頃から大きく吹き上がりスタート練習を中断して帆走練習へ。沈する艇も見受けられました。オムロソとか。吹き上がった当初は久しぶりのハイクアウトで興奮し、「やっぱりスナイプ最高やな」と思うも、数分後には、「なんやこの乗り物、しんどすぎるやろ」とシラフに戻る始末。まだまだ鍛錬が足りてない証拠ですね(笑)
10/1
朝の艤装を終えた時点では風がかなり弱く、筋トレから始まる一日でした。私は自艇の整備をしてから飯島(爽やかな方)主導の筋肉イジメに参加したんですが、途中参加でも十分身体を痛めつけることができ、出艇時には体のよく分からないところまで悲鳴を上げており、筋トレメニューのレベルアップを実感しました。
さて、午前の練習。微風でのスタート練習
を中心にしたメニューでしたが、私の力量不足で同乗している一回生スキッパーにファビュラスなスタートを経験させることができず、日頃からもっと上回スキッパーを観察して沖で一回生に細かく指導できるようにしておくべきだったと猛省しています。
午後はフルパワーの風域で主に動作と回航の練習。同乗した一回生スキッパーの福矢が回航練習で、見事にじゃじゃ馬ジジイを乗りこなし他の上回生スキッパーを抑えてトップフィニッシュしたことが非常に印象的でした。彼の虚な瞳がいつになく頼もしく感じられました。
さて、今合宿は私にとって一ヶ月ぶりの部活。アンダーパワーからオーバーパワーまで全風域のリハビリができて収穫の多いプレシャスな練習でした。その他にも同期の部員たちが主将やクラスリーダー代理をそつなくこなす姿が格好良かったり、やっぱりマネージャー飯(特に定番の豚キムチ丼が沁みました)が絶品だったりと色々感じることが多かったですが、何よりも一回生の夏合宿での成長を強く感じる合宿でした。強風の中でレスキューボートに難なく横付けできたり、動作にキレがあったりと目に見えて上達しており、私もうかうかしていられません。初心に戻り無二無三努力していく所存です。
最後に余談ですが、今年もあの日がやってまいります。そうですね、中秋節(今年は10/4)ですね。そして中秋節といえば、もちろん欠かせないのが月餅(ゲッペイ)。
https://kotobank.jp/word/中秋節-97259
https://kotobank.jp/word/月餅-59721
皆さんもご存知の通り、去年も私が中国のお土産として月餅を艇庫に持ち帰ったわけですが、その反応はというと
「大っきすぎて食べれなぁ〜いw」
「何が入ってるか分かんないから食べれなぁ〜いw」
等の温室育ち丸出しのクレームがちらほら。悔しかったです。結構自信あったんで。
ということで今回は温室育ちの部員たちに一口サイズかつ中の餡を明記した月餅でリベンジ。すると、なんということでしょう
「あ、これはいける」
「今回のは美味しいわ」
部員たちが口々に月餅を讃え始めたではありませんか。月餅の名誉を挽回できて感無量です。一ヶ月後にインカレ本戦に臨む福井班の部員たちにも月餅で精をつけてもらい、海でのハードな練習を乗り越えて切ってくれたらと思います。
1回生 大西君のご家族からお米をいただきました!
写真は1回生マネージャーの島村です(^^)
風がなく、筋トレを始めました!
2回生スナイプスキッパーの飯島君♪
お手製チャーシューラーメン♪
チャーシューをぐつぐつ煮込みました!